フランク・モンタニーは2010年契約を巡ってルノーとの関係がとりざたされている。
低迷にあえぐフランス系スイス人のルーキー、ロメ・グロジャン(ルノー)の来季の在籍が危うくなっている中で、代表的なスポーツ紙『L’Equipe(レキップ)』はフランス出身のモンタニーとエンストンに本拠地を置くルノーとの関係が浮上してきていると報じた。
モンタニーは『20minutes.fr』による取材の中で、ルノーと交渉中であることを認めている。
モンタニーは、先月には、来季からF1に新規参入を果たすUSF1チームとの関係も取りざたされていた。31歳のモンタニーは、ルノー、トヨタのテストドライバーを務め、2006年にはSUPER AGURIから参戦した経験もある。
『L’Equipe(レキップ)』はまた、ティモ・グロック(トヨタ)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)らも、ルノーとの連絡を取り合っていると報じている。また、ルノーはフェラーリへの移籍が決定しているフェルナンド・アロンソの後任として、すでにロバート・クビサ(BMWザウバー)と契約を交わしている。
他にも、ブラジル出身のブルーノ・セナが、ルノーとの関わりをメディアに報じられているが、12月にヘレス・サーキットで行われる“若手ドライバー”向けのテストドライバー候補として浮上しているにすぎないといわれている。