ミハエル・シューマッハは友人でありフェラーリ現役時代のボスだったジャン・トッドが会長となったFIA(国際自動車連盟)での役職をオファーされた模様だ。
トッドは23日(金)のFIA会長選挙で現会長のマックス・モズレーの後任に選出され、7冠王者のシューマッハはフランスの首都パリでその開票の様子を見守っていた。
「シューマッハは息子のような存在だ。これまで私の隣には常にシューマッハがいて、それはこれからも変わらない」との63歳のトッドの言葉を『Scotsman(スコッツマン)』紙が伝えている。
トッドを相手に苦戦を強いられたアリ・バタネンだったが、現職のモズレーによると、フィンランド出身で57歳のバタネンもまたFIAで職に就くようだ。
「ジャン・トッドはバタネンに任せる仕事を探すことになるだろうね」と、モズレーは『USA Today(USAトゥデイ)』に語っている。