バーニー・エクレストンは、クァドバクへ売却されたザウバーチームが2010年のグリッドに並ぶための解決法が見つかると、自信を持っているようだ。
1993年にペーター・ザウバーが設立したザウバーは、今年までF1への参戦を続けてきたが、オーナーになっていたBMWがF1撤退を決断、来季の新規参戦枠もロータス、マノー、USF1、カンポスで埋まってしまっている。
また、既存のチームが14チーム目の参戦を認めていないため、来季のザウバーはF1に参戦できない可能性が高まっていた。
「彼らが残ることを願っている。方法はあるはずだ」F1の最高権威エクレストンは、アブダビでこのように語った。
チーム代表のマリオ・タイセンは、2010年グリッドに空席がないため、チームの状況が何も進展してないとして、次のように話している。
「特に期限は設けていないが、時間がなくなってきているのは明らかだ。チームにとっては、どんどん厳しい状況になってきている」