イタリアのメディアは2日(月)、フェラーリにとっては悲惨なものになった2009年シーズンが終わったことへの安堵(あんど)感を示していた。
最終戦のアブダビでは、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)のクルマがトラブルに見舞われたにもかかわらず、マクラーレンは競争力を欠いていたフェラーリを破ってコンストラクターズ選手権3位を獲得した。
フェラーリがコンストラクターズ選手権で3位以内に入れなかったのは、1993年以来のことだ。
「2009年のフェラーリ失速を象徴していたのはジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)だ。厳しさを経験し、泣きそうになっていた」
「だが、ライコネン(キミ・ライコネン/フェラーリ))の顔には何の感情も表れておらず、チーム離脱の悲しさも見えなかった」と『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は報じている。
一方、『Tuttosport(トゥットスポルト)』紙はすでに、フェルナンド・アロンソ(ルノー)のフェラーリ加入に期待を寄せている。アロンソはクリスマスまでにマラネロへ行き、シートとイヤープラグを調整したいと考えているようだ。
「アロンソは自信を持っており、”僕が変化のきっかけになる”と語っていた」このように『Tuttosport(トゥットスポルト)』は報じた。