ルカ・ディ・モンテゼモーロ(フェラーリ会長)は、2010年から姿を消すことになると見られるKERS(運動エネルギー回生システム)の再導入に反対していないようだ。
KERSが導入されてまだ1シーズンだが、FOTAチームはKERSを使用しないことで合意している。
だが、フェラーリはこの新技術に反対していないとして、モンテゼモーロは次のように話した。
「燃費やCO2の排出、そしてエネルギー回生についても考える必要がある。KERSはいいアイデアだったが、その運用面が悪かった」
「私は、2012年からの新しいエンジン規定導入に賛成している。だがKERSは、(搭載を)自由に選択できるパーツとしてではなく、エンジンと一体になったものとして考えるべきだ」