フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、F1の将来が明るいものだと確信している。
F1チームによって組織されているFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)の会長も務めていたモンテゼモーロは、今年にチーム側とFIA(国際自動車連盟)が激しく対立した際、前FIA会長のマックス・モズレーとの権力闘争の最前線にいた。
この対立は結局、すっきりとしない形で終結し、16年にもわたってFIA会長を務めてきたモズレーに代わり、ジャン・トッドが新会長となった。
以前はフェラーリに在籍してきたトッドだが、モンテゼモーロとの関係は良好ではないとみられている。
しかしモンテゼモーロは、次のように『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』紙へ語った。
「われわれは、自信を持ちながらF1での改革を見届けている。現在のFIAは、能力のある人物が率いているためだ。これは、われわれ全員が求めていたことでもある」
「この機会に、(トッドへ)幸運を祈っていると伝えたい」