トロ・ロッソのシートを狙う10代のドライバーたち

2009年11月11日(水)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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2010年に向けて、シートを失う可能性のあるドライバーがまた1人増えた。トロ・ロッソが今週、ハイメ・アルグエルスアリと2010年の契約をまだ結んでいないと認めたためだ。

トロ・ロッソはセバスチャン・ブエミとの契約を更新し、12月にヘレスで行われるテストには、ブレンドン・ハートレイが参加することを認めている。

このヘレスのテストでは、イギリスF3でチャンピオンになったダニエル・リッチアルドがレッドブルを走らせる予定だ。

このテストはF1参戦経験が2戦までのドライバーのみ参加が許されており、ハートレイとともに、ミルコ・ボルトロッティもトロ・ロッソから参加することが明らかになった。ハートレイとボルトロッティはともに19歳、非常に若いドライバーである。

イタリア出身のボルトロッティは昨年の冬、イタリアF3でチャンピオンになったご褒美としてフィオラノでのフェラーリのテストに参加した際、ラップレコードを更新して話題になったドライバーだ。

すでにエナジードリンクメーカーであるレッドブルの契約下にあるボルトロッティは今年、F2で選手権4位になっている。またフェリペ・マッサ(フェラーリ)が負傷した際には、ボルトロッティの起用もうわさされていた。

8月の時点でボルトロッティは、次のように語っている。

「今は残り3ラウンドのF2でいい仕事をすることだけを考えている。将来のことについては、その後に考えるよ」

アルグエルスアリの残留は正式に発表されていないが、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、チームが2010年もドライバーを変更しないことを示唆している。

「来年の中盤からは、われわれのドライバーラインアップがかなり強力になると確信している。そのころには、アルグエルスアリはすべてのトラックを知っているし、ブエミはパフォーマンスを向上させているはずだ」

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