最近には自ら否定していたが、アレキサンダー・ブルツは今でもUSF1のドライバー候補であるようだ。
ブルツは先月、2010年にはF1へ復帰しないと発表し、プジョーのスポーツカー・プログラムに「100%」の力を注ぐとしていた。
しかし、『Sportmagazin(スポーツマガジン)』誌とのインタビューでブルツは、来年のル・マンに出場する交渉を行ったと認めた。
ル・マンと日程が重なっているカナダGPは、リザーブドライバーがUSF1を走らせるという。
さらにブルツは、興味を持っている「唯一のチーム」がUSF1だとも語っている。
「人間面が理由だよ。例えばスポンサーのチャド・ハーレイ(YouTube共同創設者)。彼は僕たちの世界を根本から変えた、新しい世代の人なんだ」
「彼のような人と働くのは、とても魅力的なことだからね」とブルツは話した。