ハイドフェルド、夕暮れレースへ賢く対処

2009年11月01日(日)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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日没を挟んで行われたアブダビGP予選で、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)は非常に賢い方法を使って視認性の問題を解決していた。

予選は現地時間の17時(日本時間22時)に始まり、空が暗くなって照明に照らされる中で終了するため、チームとドライバーにとっては最も適した色のバイザーを選ぶことが難しい課題になっていた。

「僕は透明のバイザーを使っているよ」こう語っているヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)は、暗くなってからの視認性を重要視している。

しかしセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)は『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌へ、日光やまぶしさを軽減するために、淡い色バイザーを使用していると語った。

だが、ハイドフェルドはこのような妥協をしない。ハイドフェルドが使用しているシューベルト製のヘルメットには透明のバイザーが装着されているが、表面のフィルムの一番上の数枚は色のついたものになっている。

「日光がある間はこれでまぶしくないし、暗くなったらはがせばいい」とハイドフェルト。

これに対しブエミは、「そんなことできるなんて知らなかったよ!」と驚いていた。

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