琢磨、2010年に向けたQ&A

2009年11月26日(木)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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21日(土)にレーシングドライバー、佐藤琢磨がファンクラブ・ミーティングを東京で開催した。イベント当日、琢磨は報道陣からの質問に答え、来年に向けて詳しく語った。

Q:日本へ帰国したのは、鈴鹿のあと初めてですか。
佐藤琢磨(以下、琢磨):そうですね、鈴鹿のあと初めてです。ちょうど1カ月くらいの帰国でしょうか。1週間前に帰国しました。このイベントがあるので帰国は決まっていましたが、1週間前に帰国すると決まったのは鈴鹿のあとでした。過密スケジュールというか、目の回る1週間でしたね。

Q:その過密スケジュールとは何ですか。
琢磨:ほとんどがビジネス・ミーティングですね。来年の交渉を含めて、ほとんどがそうでした。

Q:感触はいかがでしたか。
琢磨:交渉の最終段階で、今月末である程度の方向性が出て欲しいですね。12月、クリスマスに入ってしまうとヨーロッパは完全にマヒしてしまうので(クリスマス休暇に入ってしまうので)、やっぱり今年中に方向性を定めて、決まって動きたいかなと思っています。1月からは本当にそれに向けて100%の力でいきたいので、今この数週間が勝負になると思います。

Q:プライオリティーとして、F1は現状でも第一希望ですか。
琢磨:鈴鹿のときも少し話ましたが、とにかく第一線で復帰することを第一目標にやっています。もちろんF1とインディカー・シリーズと僕としては同じ比重で準備を進めています。F1にかんしては、これまで6シーズン+α(アルファ)で走ってきたカテゴリーですし、中途半端な状態でシーズンが終わってしまっているので、きっちりと走りたいし、F1に復帰することは大きな目標のひとつです。

Q:仮の話になりますが、たとえばF1ではなかったとしても、来年は必ずレースに復帰するということですか。
琢磨:来年必ずレースに復帰したい。F1にかんしていえば、2月までテストがないので、大幅に準備が遅れるということはないと思います。ただ、1月の状態でも何も決まっていないということはやっぱり避けたいですね。どちらかが準備が間に合わなくなってしまうというのは避けたいですね。インディカー・シリーズのテストは12月から始まりますし、当然年明けにもテストがありますので、そちらのほうでもシーズン・インに向けて準備不足は避けたい。ですが、それでF1の復帰の好機を逃すことをしたくないし、11月末から12月あたまにかけて大きく動きそうな気がします。

インタビューの続きはF1 TopNews携帯サイトの「オフシーズン特集」に掲載。携帯サイトには琢磨のイベントフォトも掲載しております。

琢磨はこの他に、以下のような質問に答えてくれています。

Q:ファンのみんなが年内に”琢磨がレース活動復帰”というニュースは聞けそうですか。

Q:昨年はトロ・ロッソのテストに参加しましたが、今年は同じような形でサーキットを走ることはないのでしょうか。

Q:トヨタの撤退、来年末でブリヂストンがF1タイヤ供給停止を発表しました。F1と日本の距離が遠く感じることになります。交渉に影響があるのでしょうか。

Q:ロータスのマイク・ガスコインが琢磨のポテンシャルをなんとか引き出したいということを語っていました。昨年のトロ・ロッソの件もありますので、ガスコインの言葉をなかなか信じられない部分がありますか。

Q:この1年間で、世界経済は大きく変化しました。去年の活動に比べて、厳しくなってきましたか。

Q:個人スポンサーで「ちょっと申し訳ないんだけど契約更新は難しいんだよね」っていうところはありましたか。

Q:チーム・スポンサーも琢磨がこの1週間で探しているのでしょうか。

Q:モナコへはいつ戻るのでしょうか。

Q:インディカー・シリーズについてですが、実際にアメリカに行って交渉しているのでしょうか。

Q:1年半くらいのブランクがある中で、トレーニングは続けているのでしょうか。

Q:日本GPのときにイベントに出ましたが、SUPER AGURIのウェアや琢磨の帽子をかぶっていたファンの方がたくさん集まりました。そのときの気持ちを教えてください。

最高の楽しいF1人生を、すべての人に。
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