F1で最高のエンジンとされているメルセデス・ベンツに追いつくため、他メーカーは改良を許可される可能性があるようだ。
マクラーレン、ブラウンGP、フォース・インディアにメルセデスから供給されているエンジンが、現在のF1で最高のエンジンであることは、間違いないと言えるだろう。
コスト削減のため、現在はエンジンの開発が凍結されているが、作業が許されている部分も若干あり、メルセデスが最高の仕事をしてきたのは疑いようがない。
昨年の冬、ライバルのパフォーマンスに追いつくため、FIA(国際自動車連盟)はルノーに改良を許可していた。そして、次はトヨタのV8エンジンが改良を許可されるのではないかと言われている。
フェラーリのステファノ・ドメニカリ(チーム代表)は13日(日)のイタリアGP後、苦戦しているエンジンメーカーのために一時的な”凍結解除”を実施することが、再び話題になっていることを認めた。
「間違いなく、エンジン・ワーキング・グループで議論することになるだろう。メルセデスのエンジンには、非常に高いパフォーマンスがあると確認されたからね。最終的な判断を下す前に、これに関するデータを確認する必要がある」
「これは、きちんと理解するべき問題であり、各チーム間で話し合うべきだ」とドメニカリは加えていた。