控訴の際に登場する判事の選定について、F1チーム側が発言権を持つことになった。これは、FIA(国際自動車連盟)が発表したものだ。
FIAの発表によると、F1に関連する場合、国際控訴裁判所(ICA)は、既存の委員に加え、チームによって「選出された」判事も参加させることが先週のモナコで行われた会議において決定された。
マックス・モズレーに代わり、現在はジャン・トッドが会長を務めているFIAは、次のように声明で発表した。
「すでにある知識や専門性をさらに高め、より幅広くICAへの参加を求め、ICAの取り組みの透明性や一般からの支持を高めるため、ICAは今回の変更を実施することにした」
さらにFIAは、ICAの判事が今後も「完全に独立し、公平」であり続けると加えている。