ペーター・ザウバーは、2010年に『クァドバク』が所有する“ザウバー・フェラーリ”の代表として、ピットウォールに復帰することを退けるつもりはないようだ。
スイスの『Blick(ブリック)』紙とのインタビューで、ザウバーはBMWが所有していたチームが無名の中東とヨーロッパの一族がかかわる合弁企業の手にゆだねることを確認するという話し合いに親密にかかわっていることを述べている。
1993年に自身が設立したチームで、現在どんな役割を果たしているかをたずねられると、65歳になるザウバーは次のように答えている。「われわれは来週再び会うつもりだ。それからならこの質問にもっと答えられると思う」
2005年の終わりに、ザウバーがBMWへチームを売却するまで務めていたチーム代表職に指名されるかどうかについてたずねられると、「投資家たちが私にそう望むなら、私はやるつもりだ」と返答している。
さらにザウバーは次のようにも加えている。「これは私がチーム代表をやりたいということではないが、彼らが私を必要とするならば、どんな役割であれ、彼らの役に立つということを売却の前に彼らに保証したよ」
ザウバーはチームが2010年の選手権にザウバー・フェラーリとしてエントリーする可能性を認めたものの、“この質問は最終的に来週にしか返答できないかもしれない”と強調している。
ザウバーはドライバーの質問も短く話し合われていると語っており、ミステリアスな買収者、クァドバクについてのさらなる情報は漏らそうとしなかった。
「私が言えることは、このグループは世界中で事業を展開しており、ビジネスの機会としてF1を利用したいということだ」