エクレストン退任論が再燃か

2009年09月26日(土)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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F1界の最高権威であるバーニー・エクレストンの退任を求める声があるが、F1オーナー会社の首脳が、そのエクレストンを非難している。

F1の株式を保有しているCVCの役員、マーティン・ソレル卿は7月に、ヒトラーを巡るエクレストンの発言について「不愉快だ」と語っていた。そして今度は、フラビオ・ブリアトーレが無期限の追放処分になったクラッシュゲートでのエクレストンの発言について、エクレストンが「完全に現実離れ」している証拠だとして痛烈に批判した。

ソレルは、広告グループWPPのCEOであるが、CVCの役員も務めている。

今週にエクレストンは、世界モータースポーツ評議会のメンバーの1人として、ブリアトーレに対する無期限の追放処分を決定していた。

しかし、シンガポールに到着したエクレストンは、この処罰が厳しすぎるため、ブリアトーレは控訴裁判所へ異議を申し立てるべきだと語っている。

「”ヒトラー容認発言”に続いて、今度は”不正容認発言”。次にはどんな発言をするのだ?」

「最近の彼のコメントも同様だ。どうやら、バーニーは完全に現実離れしているようだな」ソレルは『Daily Mail(デイリー・メール)』紙に対し、このように語った。

この件に関しては、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長もブリアトーレへの処罰が厳しすぎると語っていたことを指摘しておくべきだろう。

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