メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグ(モータースポーツ副社長)は25日(金)、FIA(国際自動車連盟)が提案しているエンジンパフォーマンス均一化の方法には賛成していない様子だった。
現在はエンジン開発が凍結されているものの、メルセデスエンジンが現状で最高のF1エンジンだと見られている。
対策を求められた世界モータースポーツ評議会は21日(月)、もし各チームが望むのなら、エンジン開発を許可するのではなく、「よりパワーのあるエンジンのパフォーマンスを低下させる」との決定を下した。
これに対しハウグは、メルセデスのエンジンが良すぎるという意見は「誤りだ」として、ドイツのテレビ局『Sky』へ次のように語った。
「1つのエンジンが良すぎるなんて状況は、経験したことがない」
「エンジンを壊さずに走りきろうと思えば、エンジンが良すぎるなんて状況にはならない」