メルセデス、アブダビでの交渉はなし?

2009年10月29日(木)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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メルセデス・ベンツモータースポーツ副社長を務めるノルベルト・ハウグは、今週末のアブダビでF1に対するアプローチの変更についての決定的な話し合いの場を設けるという報道を否定するだけではなく、一蹴した。

今週、メルセデス・ベンツ会長のディーター・ツェッチェとほかの役員がヤス・マリーナ・サーキットへ入り、ブラウンGPとの協力体制を強化するだけでなく、長年のパートナーであるマクラーレンとの関係を解除するという報道がなされた。

ハウグは電話インタビューで、メルセデス・ベンツに「F1でどのように自分たちを示していくかの選択肢」があること以外には、「何も新しく発表することはない」と述べている。

「契約への署名はない」と認めたハウグは、アブダビ政府の所有する投資会社がダイムラーグループの株式9.1%を保有していることから、アブダビにダイムラーの役員が現れることは珍しくないと指摘している。

また、ハウグはマクラーレンとの独占的な契約についても触れた。それは2011年まで有効なものだ。

「もしわれわれが何かを行いたいと思えば、マクラーレンの同意が必要になり、同様にマクラーレンが何かをしたければ、われわれの同意が必要だ」と語ったハウグは、次のように加えた。

「私が唯一自信を持って言えることは、われわれには長期にわたる関係がある。ほかのことはすべて憶測であり、われわれは憶測に対してコメントしない」

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