アブダビGPの首脳は、2010年も最終戦の舞台に選ばれることを目指していくと語った。
2009年はアブダビGPが最終戦になっていたが、現在発表されている来季の暫定カレンダーでは、ブラジルGPが最終戦となっている。
アブダビGPの開催地ヤス・マリーナ・サーキットの責任者リチャード・クレーガンは、11日(金)にFIA(国際自動車連盟)が最終的なカレンダーを発表するまでに日程を変更するよう、交渉を行っていると『Reuters(ロイター)』通信に語った。
「グランプリというイベントとして、最終戦になることは非常に重要だと思っている」とクレーガンは語った。
2010年にブラジルGPとアブダビGPの順番が入れ替わったのは、地理的な要素による輸送面が理由だとみられる。
しかし、アブダビGPの前に予定されている韓国GPが開催されない可能性もあるとうわさされている。
「われわれは最終戦にふさわしいと思っているが、彼ら(ブラジルGP)も最終戦にふさわしいと思っているだろう」
「どうなるのか、成り行きを見守るしかない」とクレーガンは加えた。