バーニー・エクレストンは26日(土)、2010年に参戦を予定している新チームの財政状態に疑問を投げかけた。
シンガポールでイギリス『BBC』放送のインタビューに応じたエクレストンは、果たして来年3月の開幕戦バーレーンGPで28台が無事に出走できるだろうかとの問いに、「ノー」と答えたのだ。
現在参戦中のチームに加え、新たに2010年からF1を戦うのは、マノー、カンポス、マレーシア資本のロータス、USF1の4チームとなっている。
「1つか、もしくは2つのチームが姿を見せないかもしれない。どうやらUSF1が怪しいようだと、私は聞いている」と、エクレストン。
また、F1の権利を所有する投資ファンドCVCのマネジングディレクター、マーティン・ソレル卿の批判を受けてエクレストンは、反論を展開。フラビオ・ブリアトーレ(元ルノー/マネジングディレクター)の処分は厳しすぎたという自らの考えを通した。
「永久追放だ。そんなの、殺人犯だって与えられはしない」
また上司のソレルについてエクレストンは、こうも述べている。「誰もが自分の意見を持って当然だ。だからといって、彼の意見が私のものより重要だということにはならないだろう?」
「彼はF1に関心を持っていない。何も分からないんだ。レースも見に来ないしね。F1にかかわっている人間を知らないんだよ」