キミ・ライコネン
「これ以上は無理だった。あらゆるところでクルマが滑って、まったくグリップがなかったんだ。ソフト側タイヤを履いた終盤には状況が好転したけれど、もう遅すぎたよ。中嶋(中嶋一貴/ウィリアムズ)にかなり近づくことができたし、何度かはリスクを冒してでも中嶋を抜こうとしたけれど、ここでは前を行くドライバーがミスをしない限りはオーバーテイクがものすごく難しいんだ。来週の鈴鹿でもこの状況が大きく変わるとは思っていない。鈴鹿は空力効率の点でクルマへの要求が高いサーキットだ。空力は僕たちの弱点だからね。それでも、全力を尽くしていくよ」