フェラーリは、フェルナンド・アロンソ(ルノー)移籍に関する金銭面の報道を否定した。
今週スペインで報道された中には、元2度の世界チャンピンが、年に2500万ユーロ(約32億円)の報酬を得ると報じており、これは、前任のキミ・ライコネンが2007年から得ていた報酬よりも安いと見られている。
また、アロンソの3年契約には、さらに3年のオプションが付与されていることと、ライコネンの契約解除でフェラーリは4500万ユーロ(約59億円)もの巨額を支払うことになり、その一部はスポンサーであるスペインのサンタンデール銀行が負担するとも報道されている。
「うわさされている金額は、まったく事実ではない」
「最近世の中が変わったことを忘れて、数字を書き連ねるのは簡単だ。フェラーリでも予算の再検討が重ねられており、運営面のコストのみならず、ドライバー関連のコストも対象に加えられている」フェラーリの公式ウェブサイトにはこのような記事が掲載された。
またこの記事では、アロンソがお気に入りのエンジニアを数名ルノーから連れて来る予定だという報道も一蹴されている。
「まるで、マラネロにはプロフェッショナルが1人もおらず、優勝できるシングルシーターもドライバーも管理できないかのように技術者の移籍を報じるとは、まったくおかしな記事だ」フェラーリはこう書いている。