フェルナンド・アロンソ(ルノー)は1日(木)、移籍先が決まったものの、再び悲惨な結果になるとの憶測を否定した。
2006年末、アロンソはマクラーレンに移籍したが、複数年契約であったにもかかわらず、チーム内でのトラブルにより、わずか1シーズン後にはルノーに復帰した。
2007年のチームメートであるルイス・ハミルトン(マクラーレン)とはうまくいかなかったが、アロンソはフェラーリでフェリペ・マッサ(フェラーリ)とうまくやっていけると思うかと聞かれて、自信をのぞかせた。
2007年の件についてアロンソはこう語っている。「あんなことはもうない。僕は2年前よりも賢くなっているからね。それに、何よりもフェラーリであることが重要なんだ」
「チームに入れて嬉しいし、フェラーリのマシンをドライブする自信もある。チームメートより速いか遅いかは重要ではない。みんな、フェラーリのマシンがレースをリードしているところを見たいと思っているのだから」
「フェリペはすばらしいドライバーだし、性格もとてもいいよ。それはいいことだし、僕らは2人ともチームのためにポイントを獲得しようとチームのために働くだろうね」
アロンソとマッサはかつて、表彰台に上るのを待っている間に激しく口論し、ケンカしている場面がテレビカメラにとらえられていた。だがアロンソは、マッサのチームメートとして仲良くやっていくと信じている。
「僕らはブラジル人とスペイン人だからね。共にラテン系なんだよ」とアロンソは微笑んだ。