フェラーリのステファノ・ドメニカリ(チーム代表)は4日(日)、2010年にミハエル・シューマッハを走らせるため、フェラーリが今でも3台出走を認めるように働きかけていると認めた。
「3台目はわれわれにとって、今でも大きな話題だ」ドメニカリは『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』紙にこう語り、次のように続けた。
「特にミハエル・シューマッハのような人物にとっては、非常に理にかなったことだと思っているので、われわれは3台目を希望している」
ドメニカリは、40歳のシューマッハが今の段階で現役復帰することは、「健康上の問題から不可能」だと認めている。しかし2010年については「誰に分かる?」と語っていた。
全チーム3台出走案を支持しているわけではないが、F1の最高権威バーニー・エクレストンも賛成していない。
エクレストンは『La Stampa(ラ・スタンパ)』紙に対し、このように語った。
「将来も3台走らせるチームはない。2台で十分だ」