ヘイキ・コバライネンの2010年マクラーレン残留の可能性が高まっている、とマーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)が鈴鹿のパドックで報道陣に認めた。
マクラーレンはルイス・ハミルトンの新しいチームメートを検討してきたが、最近では、キミ・ライコネン(フェラーリ)のマクラーレン復帰が強く示唆されていた。
日本でウィットマーシュは、ライコネンも2010年の候補に入っているが、現ドライバーであるコバライネンの契約期限はまだ終了していないとも主張した。
「キミを待っているわけではない」
「ヘイキが来年もチームのために走る可能性はかなり高い」とウィットマーシュ。
父親のアンソニーがマネジャーを務めるハミルトンは、何度も公の場で、コバライネンにチームメートのままでいてもらいたいと語っていた。
ウィットマーシュは、コバライネンがすぐにも成績を向上させれば、2010年シーズンもハミルトンのチームメートは今と変わらない可能性もあると認めた。
「来週、または2、3週後に決定を下す必要があるとは思っていないし、あるいはそれ以降も必要だとは思わない」とウィットマーシュは語った。
「現職のドライバーに対する適切で礼儀のあるやり方は、彼らをサポートすることだ。残りの数レースでわれわれが素晴らしい働きをしていい成績を残せるか、楽しみにしている」