ルノーは、来週末のブラジルGP前にでもドライバーを変更する可能性があるようだ。
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌によると、ルノーのリザーブドライバーであり、サンパウロ出身のルーカス・ディ・グラッシが、苦戦の続くロメ・グロジャンに代わってインテルラゴスでルノーを走らせる可能性があると伝えた。
グロジャンは解雇されたネルソン・ピケJr.の後任として5戦に出場してきたが、いまだに苦戦が続いている。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は、グロジャンのマネジャーであったフラビオ・ブリアトーレ(元マネジングディレクター)がチームを離れたことを指摘している。来年の加入が発表されたロバート・クビサ(BMWザウバー)のチームメートとして、チーム首脳陣はグロジャンを適任だとは考えておらず、今までマネジャーだったブリアトーレもFIA(国際自動車連盟)から追放処分を受けた。
ディ・グラッシは今年のGP2メイン・シリーズを3位で終えている。