可夢偉、トヨタF1をドライブ

2009年10月10日(土)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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10日(土)、東京・お台場の特設会場で、「モータースポーツジャパン2009」が行われた。同イベントは今年で4回目となる。

「TOYOTA MOTORSPORTS スペシャルラン」が行われ、ニュルブルクリンクでのレースで走らせたレクサスLF-Aのマシンがまず姿を現し、飯田章がステアリングを握った。続いて、パナソニック・トヨタ・レーシングのサードドライバーを務める小林可夢偉がF1カーに乗り込み、走行エリアを疾走。途中、ドーナツターンやタイヤから白煙を上げるなどパフォーマンスを披露した。

昨年の同イベントではタイヤを壊した可夢偉、デモ走行後「今年は去年みたいな(派手な)ことはダメだったので、ちょっとおとなしく走ったのですが、せっかく来てもらった皆さんに楽しんでもらうためにクルクル回りました」と語った。

可夢偉は、先日の日本GPで急きょ金曜フリー走行に参加。「一番自分がびっくりしました。(セッションの)1時間半前にコースに行ったら、走ることを言われました。そのとき、1時間半後には自分が雨の中、半年振りに乗るF1マシンを走らせることは、どのようなものなのか冷静に考えました」と心境を明かした。

中嶋は「(可夢偉が走っていることに)不思議な感覚がありました。可夢偉が走り始めて、すぐに上のほうのタイムを出していました。僕自身は、それに負けないようにと思いました。プレッシャーはなかったのですが、いいモチベーションになりました」と語った。

今シーズンのF1は残り2戦。ブラジルGPを前にして中嶋は「月曜日にブラジルに移動します。時差があって大変なレースになると思います。これまで非常に不本意な結果が続いているので、最後の2戦でいい結果を残して笑って終われるようなシーズンにしたいです」とコメントした。

GP2のアジアシリーズを獲得したものの、ヨーロッパラウンドで結果が出せなかった可夢偉は「とりあえず、僕はがんばるのみです。一つひとつ先の目標から、がんばってレースのシートをつかむだけです」語った。

モータースポーツジャパン2009は、11日(日)も行われる。

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