可夢偉、2010年シート獲得の可能性は80%

2009年11月02日(月)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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小林可夢偉(トヨタ)のアブダビGP6位入賞を見届けたトヨタのジョン・ハウエット(TMG社長)は、可夢偉は2010年のレースシートを得る価値があることを証明したと語った。

トヨタは、現在所属しているヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックの2人を放出するとみられており、獲得を目指していたとされるロバート・クビサ(BMWザウバー)はルノー移籍が決定し、キミ・ライコネン(フェラーリ)はトヨタへの移籍を否定している。

負傷したグロックの代役として前戦ブラジルGPから出場している可夢偉は、ブラジルで才能を示し、アブダビでは見事なペースを見せていた。

可夢偉は2010年のレースシートに近づいたのかと質問されたハウエットは、「そのようだな」と答えた。

「この力強い結果を見てしまっては、彼のことを真剣に検討する必要がある」ハウエットは可夢偉についてこう語り、可夢偉には80%のチャンスがあるとした。

GP2アジアでチャンピオンになったものの、GP2のヨーロッパシリーズでは苦戦していた可夢偉について、疑念を抱いていたことをハウエットは認めた。

「今回の件は、ドライバー選択に関しては保守的になりすぎず、リスクを回避した決断をするのではなく、勇気を持つことも必要だという教訓だ」とハウエットは語った。

トヨタは、2010年予算が2週間後の役員会で承認されるまで、ドライバーとの契約を結べないとみられている。

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