F1のパドックへ戻ってきたフェリペ・マッサ(フェラーリ)が、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)から、事故時に装着していたヘルメットを返却された。
7月のハンガリーGP予選でマッサが頭部に深刻なケガを負ったことを受け、調査のためにFIAは、事故時にマッサが装着し損傷したヘルメットを回収していた。
『SID』通信がブラジルから伝えたところでは、インテルラゴスでこのヘルメットがマッサに返却されたようだ。
「穴が印象的だったよ。かなりの衝撃だった」マッサはこのように語っている。しかしマッサには、ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)のクルマから脱落した800グラムのスチール製サスペンション・スプリングが衝突した時の記憶がない。
マッサは、損傷したヘルメットを「血や壊れているものもすべて」そのままにして保管すると語っている。