インテルラゴスでの予選前最後となるフリー走行は、激しい雨のために短くなってしまった。
1時間のセッションが現地時間11時(日本時間23時)から開始される予定だったが、豪雨のために医療用のヘリコプターが飛べず、セッションの開始が遅れていた。
その後に雨が弱まったことでセッションが開始されたが、すぐに赤旗が振られてしまった。ロメ・グロジャン(ルノー)がスピンし、コース外のこぶで宙を舞い、激しくバリアに衝突したためだ。
このセッションで最も多い9周を走行したニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)がトップになり、チームメートの中嶋一貴が2番手、選手権をリードしているジェンソン・バトン(ブラウンGP)が3番手に入った。
バトンとタイトルを争っているルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)とセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、それぞれ14番手と15番手。ともに4周しか走行していない。