ウィリアムズ、KERS禁止でFOTAに同意

2009年10月20日(火)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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ウィリアムズは2010年、KERS(運動エネルギー回生システム)を使用する計画を断念することに同意した。

来年のテクニカル・レギュレーションでもこの技術の使用は認められているものの、F1チームから構成されているFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)は、シーズン最終戦アブダビ以降、KERSを使用しないという紳士協定に合意した。

しかし、独立系チームのウィリアムズは最近の分裂論争の中、FOTAから除名されており、理論的にはほかのチームの協定とは、かかわりがなかった。

さらにウィリアムズは今シーズン、まったくKERSを使用することはなかったものの、エネルギー回生システムの根強い支持者であり、独特なフライホイールシステムの開発には加わっていた。

エンジニアリングディレクターで、共同オーナーでもあるパトリック・ヘッドはドイツのウェブサイト『motorsport-total.com』に、技術ワーキンググループの最近の会合でウィリアムズは2010年、KERS使用を望んでいる唯一のチームとなったことを明かした。

その後、ウィリアムズはFOTA再加入を求められている。

ヘッドは「われわれは、条件の1つが2010年にKERS使用を認めないことに気がついていた。われわれは間違った決断だと思っていることを表明したが、クラブのルールは受け入れるよ」とコメントしている。

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