2009年アブダビGP金曜プラクティス2回目の結果

2009年10月30日(金)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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2009年F1第17戦アブダビGPが10月30日(金)、ヤス・マリーナ・サーキット(1周/5.554km、11月1日決勝55周/305.470km)で開幕し、現地時間17時(日本時間22時)から90分間、プラクティス2回目が行われた。

現地時間13時から行われた1回目のセッションでは、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップになった。前戦ブラジルGPでタイトルを決めたジェンソン・バトン(ブラウンGP)も2番手に入っており、いい形で週末を始めている。

セッション開始時の天候は晴れ、気温31℃、路面温度34℃。このセッションでは開始直後から各車が積極的に周回を重ねていた。セッション序盤はセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)がトップに立ったものの、中盤にはまたもハミルトンがトップに。しかし、セッション終了直前にヘイキ・コバライネン(マクラーレン)がトップタイムを更新し、コバライネンがトップでセッションが終了。コバライネンのタイムは1分41秒307だった。

2位から5位までの結果は次の通り。

2位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)1分41秒504、3位ジェンソン・バトン(ブラウンGP)1分41秒541、4位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)1分41秒591、5位小林可夢偉(トヨタ)1分41秒636。

トップ5位以外の日本勢は、中嶋一貴(ウィリアムズ)が12位、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)が14位だった。

【セッションレポート】
セッション開始直後から多くのドライバーがコースへ入り、走行を開始した。また、セッション開始時はまだ空が明るいが、すでに照明がコースを照らしている。

開始約15分、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)が8コーナーへのブレーキングで止まりきれずにコースオフ。その後スーティルはブレーキの不調を訴えてピットへ戻っている。この他にも、多くのドライバーがコースオフを繰り返した。

開始20分ごろになると全ドライバーがタイムを記録しており、この時点でのトップはセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)。2番手のハミルトンに対して約コンマ8秒という大差をつけている。その後、トップはブエミのままだが、2番手以下では次々にタイムが更新され、目まぐるしく順位が入れ替わった。

開始約35分、ハミルトンがブエミのタイムを更新してトップに。ソフト側のタイヤで走行しているドライバーもいるが、ハミルトンのタイムはハード側のタイヤで記録したものだ。ハミルトンはその後も自身のタイムを更新しながら周回を重ねている。また、ロバート・クビサ(BMWザウバー)のクルマから白煙が上がり、クビサはコースサイドにクルマを止めた。

残り40分ごろになると空も暗くなってきており、照明の光がくっきりと見えるようになった。この時点でもトップはハミルトン。2番手にはヘイキ・コバライネン(マクラーレン)がつけており、マクラーレンの1-2になっている。

残り約25分、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がハミルトンとほぼ同じタイムを記録して2番手に上がった。このころになると空は完全に暗くなり、ナイトレースのような光景になっている。

残り約15分、小林可夢偉(トヨタ)が自身のタイムを更新し、3番手に上がってきた。可夢偉はソフト側のタイヤを装着しており、セクター3ではコースをはみ出す場面もあった。

セッション終了直前、ほぼ全ドライバーがコースに入り、最後のタイム計測を行っている。バトンはハード側のタイヤでタイムを更新したものの、2番手に。その後、コバライネンがトップに立った。結局、コバライネンがトップのままセッションが終了。ハミルトンも2番手に入ったことで、マクラーレンの1-2となった。

アブダビGPプラクティス3回目は明日31日(土)、現地時間14時(日本時間19時)から行われる。

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