2009年アブダビGP土曜プラクティスの結果

2009年10月31日(土)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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2009年F1第17戦アブダビGPが10月31日(土)、ヤス・マリーナ・サーキット(1周/5.554km、11月1日決勝55周/305.470km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間19時)から60分間、プラクティス3回目が行われた。

前日に行われたフリー走行でトップになったのはヘイキ・コバライネン(マクラーレン)。ルイス・ハミルトン(マクラーレン)も2番手に入り、マクラーレンの1-2となっていた。また、前戦ブラジルGPに続いてティモ・グロック(トヨタ)の代役を務めている小林可夢偉(トヨタ)は5番手で2回目のセッションを終えている。

セッション開始時の天候は晴れ、気温34℃、路面温度46℃。セッション序盤には何度かトップが入れ替わったが、セッション中盤ごろにハミルトンがトップに立った。しかしその後、セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)がトップタイムを更新。セッション終盤にハミルトンが再びトップに立ったが、セッション終了直前にバトンがトップタイムを更新した。結局、このセッションのトップはバトン、タイムは1分40秒625だった。

2位から5位までの結果は次の通り。

2位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)1分40秒627、3位ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)1分40秒907、4位セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)1分40秒934、5位ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)1分41秒241。

トップ5位以外の日本勢は、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)が7位、小林可夢偉(トヨタ)が13位、中嶋一貴(ウィリアムズ)は17位だった。

【セッションレポート】
セッションが始まると、まずコースへ入ったのはジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)。これに続いて各車が次々にコースインした。開始から5分ほどでハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)を除く全ドライバーがいったんコースへ入った。

開始約10分でフェラーリの2台がコースインすると、他のチームも走行を開始した。セッション序盤は各車がタイム更新を続け、次々に順位が入れ替わったが、開始20分ほどでヘイキ・コバライネン(マクラーレン)がトップに立った。しかしその後、セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)がトップタイムを更新している。

開始約25分、ジェンソン・バトン(ブラウンGP)がトップに立った。しかしその直後、ハミルトンがバトンのタイムを更新し、トップになっている。また、この時点でもアルグエルスアリはコースへ出てきていない。

残り約20分、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)がソフト側のタイヤでタイムを計測。ロズベルグは自身のタイムを更新したものの、8番手にとどまっている。アルグエルスアリはクルマに乗り込んでおらず、メカニックがかなり大掛かりな作業を行っている状態だ。

残り約15分、タイムを更新したブエミがトップに。ブエミのタイムはハード側のタイヤで記録したものだ。また、可夢偉はチームメートのヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)を大きく上回るタイムを記録し、上位につけている。

残り10分を過ぎたあたりから多くのドライバーがソフト側のタイヤを装着してコースへ入ってきた。残り数分となったところでハミルトンがトップタイムを更新。だが、セッション終了直前にバトンがトップに。このまま、バトンがトップでセッションは終了した。

なお、アルグエルスアリは一度も走行せずにセッションを終えている。

アブダビGP公式予選は、このあと現地時間17時(日本時間22時)から行われる。

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