フォース・インディア、テストにインド系ドライバーを起用せず

2009年11月24日(火)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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フォース・インディアは24日(火)、12月に行われる若手テストで同チームが、インド系ドライバーを1人も走らせないのではないかとの憶測を認めた。

インド出身のGP2ドライバーであるカルン・チャンドック、そしてインド人の父親を持つニール・ヤニがフォース・インディアからヘレスでの若手テストに参加する可能性もあると報じられていた。

しかしフォース・インディアは、メルセデスからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦しているポール・ディ・レスタと、インディ・ライツのチャンピオンであるJRヒルデブラントがテストに参加する予定だと発表した。

チャンドックとヤニは最近、マクラーレンのシミュレーターでテストを行っていたが、ディ・レスタとヒルデブラントは「チームのシミュレーターで優れたパフォーマンスを見せた」ために選ばれたとフォース・インディアは説明している。

「もしいいパフォーマンスを見せれば、2010年のチームで1人採用することも考えている。テスト兼リザーブドライバーになるだろう」

「いつも言っているように、国籍は最優先の判断基準ではない。才能と目標への意気込みが基準だ。この2人には、その2つが備わっている」チーム代表のビジェイ・マリヤはこう語った。

ディ・レスタはマクラーレンのテストに2回参加しているが、ヒルデブラントは今回がF1デビューになる。

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