小林可夢偉(トヨタ)が2010年に向け、ルノーと交渉している可能性があるようだ。
可夢偉はシーズン終盤の2戦でデビューを果たし、鮮烈な印象を与えていたが、所属しているトヨタがF1からの撤退を決定してしまった。
しかしフランスの『Auto Hebdo(オート・エブド)』誌によると、トヨタの主要なスポンサーからシート獲得の支援を受けられる可能性があるとのこと。
2002年のF1参戦開始からトヨタのタイトルスポンサーだったパナソニックと、KDDIがF1に残ることを希望しているようだ。
「来年の状況ですが、もちろん(マネジャーが)他チームと交渉をしているんだと思います。正直なところ、ちょっと僕は休みを頂こうかなと思っています」
「また12月にヨーロッパへ戻るので、そのときに来年のことを聞いてみようと思います。なので、来年についてはまだ分からない状況です」22日(日)に富士スピードウェイで行われた“Toyota MotorSports Festival”後の記者会見で、可夢偉はこのように語っていた。