F1を追放されたフラビオ・ブリアトーレ(元ルノー/マネジングディレクター)の後任として、フルタイムでルノーを率いていく候補者が、また1人少なくなった。
元F1ドライバーのアラン・プロストやゲルハルト・ベルガーは、チーム首脳としてルノーに加入することがうわさされていた。
プロストは今でも興味を持っているとみられるが、ベルガーは話し合いを行ったことも否定している。
テクニカルディレクターだったボブ・ベルが現在は一時的にチーム代表を務めているが、2010年もベルがチーム代表になるのか、今のところは発表されていない。
ニコラ・トッドとともにGP2チームのARTを率いているフレデリック・バスール、プロドライブを率いるデビッド・リチャーズ、かつてBAR(現メルセデスGP)を率いていたクレイグ・ポロックなどもルノー加入がうわさされている。
また、プジョーやシトロエンでスポーツ責任者を務め、シトロエンでは世界ラリー選手権(WRC)で大きな成功を収めているオリビエ・ケスネルにも加入のうわさがある。
しかし『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は、実際にケスネルが候補者になっているとしながらも、ケスネル本人はF1への転向を否定したと報じている。