若手テストが行われているヘレスに、不似合いな人物が登場した。ルノーのピットウォールにロバート・クビサ(現BMWザウバー)の姿があったのだ。
クビサは2010年にルノーへ移籍することが決まっているが、最近ラリー・ドゥ・ヴァールに参加し、そして2日(水)にはヘレスに現れた。
クビサはまだBMWザウバーとの契約下にあるため、カジュアルな服装だったが、ルーカス・ディ・グラッシやタン・ホー・ピン(董荷斌)がR29を走らせる中、無線通信やガレージでの作業を熱心に確認していた。
「F1が恋しいよ」クビサは『Auto Hebdo(オート・エブド)』誌へこう語った。
2010年シーズンまでにルノーがF1から撤退したらどうするか質問されると、クビサは「それについては十分話したと思う」と答えていた。