10月に報じられていたとおり、イギリスの金融機関ロイズが2010年に新規参戦するマノー(ヴァージン)の株式取得を計画しているようだ。
当初の報道では、ロイズの未公開株式部門LDCが取得する株式は、1,500万ポンド(約21億円)にもなるとされていた。
LDSの責任者であるカール・ウォーマルドは『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』紙へ、F1参入の決断には、コスト削減の影響があるとして、次のように語った。
「F1の新しい時代が始まる。リソースには制限がつけられるが、収入は同じだ。ある程度の安定性もある」
だが、ロイズは実質国有化されている状態だ。
「銀行は悪い評判を得ているが、雇用を創出するこのような若い企業へ投資するのは、素晴らしいことだ」マノーの責任者であるジョン・ブースはこう語った。
なお、『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』は、ブースがヴァージン・レーシングのスポーティングディレクターになると報じている。