クラッシュゲート終了もルノーは暗雲

2009年09月24日(木)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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21日(月)、世界モータースポーツ評議会はF1でルノーに対して簡単に済ませたように見られたが、F1グリッドでのルノーの将来については疑問符が残る。

多くの関係者は、すでにホンダとBMWを失ったF1で自動車メーカーの参入を保護するため、FIA(国際自動車連盟)が巨額の罰金、あるいはレースまたは選手権出走禁止のような明白なペナルティーを科さなかったと信じている。

ルノーとトヨタが次にF1を去るビッグネームだと示唆されている。ルノーが事実上欺いたことはグリッドにとどまるという価値について、自動車メーカーの次の思案にとっては、いい前兆にはならないだろうと見られている。

FIA会長のマックス・モズレーは、パリでメディアにルノーのスキャンダルがF1へのかかわりにどう影響するのかたずねられた。

するとモズレーは「何も意味はないと思うよ」と返答し、ルノーがF1にとどまるつもりがあるのかたずねられると詳しく答えず簡単に「そうだ」と答えている。

世界的な自動車の売り上げ危機とタイトルスポンサーの『ING』が2009年末にF1から撤退することを考えると、いわゆるクラッシュゲートといわれるスキャンダルのタイミングは、ルノーにとってはより良いものではない。

『Generate Sponsorship(ジェネレイト・スポンサーシップ)』という企業の広報担当者であるジョナサン・ニールは次のように語っている。「それがファンやビジネスであっても、誰も欺いたという告発された企業のポジションに就きたくないだろう」

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