バーニー・エクレストンが率いるFOA(フォーミュラ・ワン・アドミニストレーション)が、ホッケンハイムでの今後のドイツGP開催に伴う「ビジネスリスク」の一部を引き受けることになった。
近年のレース開催では年間数百万ユーロの損失を記録していたホッケンハイムだが、将来もF1カレンダーにその名を連ねることが30日(水)に発表されている。
2018年まで、ホッケンハイムはドイツGPをニュルブルクリンクと交互開催する予定だ。
地元政府のみが問題解決に貢献したといわれてきたが、レース主催者側は声明の中で、FOAがレース開催に関する「ビジネスのリスクと機会」を共有することでホッケンハイムと同意したと認めている。
記者会見の中で、ホッケンハイム市長のディーター・グンマーは、これ以上の詳細を語らなかったものの、2010年のレース開催で見込まれている600万ユーロ(約7億8000万円)の損失をホッケンハイムが心配する必要はなくなったと認めている。