鈴鹿で2日(金)の走行が終わった直後、ティモ・グロック(トヨタ)のマネジャーは、グロックが3日(土)の午前中にはトヨタのクルマに乗り込めるだろうと語った。
風邪をひいて高熱が出ていたグロックは2日の朝、サーキット近くのホテルで休息をとるようにトヨタの医師からアドバイスを受けていた。グロックの代役としてトヨタを走らせたのは、リザーブドライバーの小林可夢偉だった。
トヨタのジョン・ハウエット(TMG社長)によると、グロックの熱は一時39度にまで上がっていたとのことだが、マネジャーのハンス・ベルント・カンプスは、グロックの熱が今では下がっていると認めた。
「彼は午後のセッションに出ることも希望したが、チームとともに休息するべきだと決めた」このようなカンプスの言葉をドイツのメディアが報じている。
さらにカンプスは、グロックが3日にTF109へ乗り込む可能性は「非常に高い」として、次のように加えた。
「間違いなく乗ると言っておく。数時間前には熱も下がっていた」
トヨタのチーフエンジニア、ディーター・ガスも「ティモは明日に戻ってくるだろう」と語っている。