キミ・ライコネン
「今日のマシンは悪くなかったが、表彰台を賭けて戦うには速さが不十分だった。4位フィニッシュでコンストラクターズ選手権3位の座を守るには守ったが、残り2戦で守りきるのは難しい。でも、僕にできることはすべてやるよ。スタートでは順位を上げられなかった。スタート位置から1コーナーまで、それほど距離がないからね。KERSの効果を生かしきれないんだよ。第1スティントでハード側タイヤを履いたけど、ちょっと難しい状況ではあった。でもソフト側に付け替えたとたん、ガラッと展開が良い方向に変化したんだ。ハイドフェルド(ニック・ハイドフェルド/BMWザウバー)に肉薄して、ピットストップで彼を抜けたしね。ところが、ピット作業を終えてコースに戻ったら、バトン(ジェンソン・バトン(ブラウンGP)の後ろでトラフィックに挟まれちゃったんだ。その後、レース終了まで大した仕事はできなかった」