フェラーリは16日(金)、ブラジルGP初日を下位で終えていたが、その視線はすでに2010年のF1へ向いている。
キミ・ライコネン(フェラーリ)は午後のセッションで18番手、ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)は最下位になっていた。
だが、ピットレーン出口でエンジンが止まってしまい、歩いてパドックへ戻ったフィジケラは、来季のクルマに向けた開発パーツを装着していたと認めた。
「来年へ向けたメカニカルなパーツを試している。新車を造る前のテストが認められていないため、あらゆるチャンスを活用する必要がある」とフェラーリのエンジニアであるクリス・ダイヤーも認めている。
下位に沈んだライコネンは、こう語った。
「小さな前進が順位を大きく上げることになるけど、僕たちは明らかに難しい週末に直面しているよ」