法外な高額報酬の要求を取り下げない限り、トヨタがキミ・ライコネン(フェラーリ)と2010年の契約を結ぶことはない。こう語っているのはトヨタのジョン・ハウエット(TMG社長)だ。
先週末のブラジルでハウエットは、トヨタがライコネンに対してオファーしていたことを明かした。
「彼は、あまりにも大きすぎる数字を提示してきた」
「選択肢が2つあると彼は言っていたので、われわれは待つことにする」とハウエットは『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』誌へ語った。
ライコネンは、2010年の契約解除に合意したことでフェラーリから2,500万ユーロ(約34億円)を受け取るとみられているが、ライコネンのマネジメント側は、これと同じ金額をマクラーレンとトヨタへ要求しているとされている。