カンポスが2010年にブルーノ・セナを起用すると認めた数時間後、バーニー・エクレストンはセナのチームメートについてのヒントを残した。
以前から獲得を希望していたペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン/リザーブドライバー)との交渉がうまくいっていないと報じられているが、カンポスはもう1人のドライバーをまだ発表していない。
しかし、F1の最高権威であるエクレストンは31日(土)、クラッシュゲート事件の主役となったネルソン・ピケJr.が、もう一度チャンスを与えられるところを見てみたいと語った。
セナの叔父であるアイルトン・セナと同様、ピケJr.の父であるネルソン・ピケもF1で3回チャンピオンになっている。
「いいことだとは思わないか? もう1つ偉大な名前が加わるんだよ。実際に話し合われていることだ」とのエクレストンの言葉を『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙が報じた。
これが現実になれば、カンポスは2人のブラジル出身ドライバーで1年目のシーズンを迎えることになる。
しかしカンポスのCEOであるロドリゲス・デ・カストロは、スペイン初のF1チームではなく、「イベリア・アメリカ初のチーム」にすることが目標だと語っている。