もしメルセデスGPがブラウンGPを買収していなかったとしても、ニコ・ロズベルグ(現ウィリアムズ)の加入は実現していた。メルセデスGPのニック・フライCEOがこのように語っている。
メルセデスGPは、1人目のドライバーとしてロズベルグと契約したことを23日(月)に発表している。
しかし、ロズベルグの移籍は数ヶ月前からうわさされており、フライも2009年シーズン中に交渉が行われていたことを認めた。
ロズベルグとの契約は、新オーナーからの影響が出ている証拠だとする意見もあるが、フライは次のように語った。
「どんな状況になっても、ニコはブラウンGPに加入する予定だった」
「こういった形になったことには非常に満足しているが、主にブラウンGP、私自身、そしてロス(ブラウン/チーム代表)が交渉を行っていた」
ロズベルグと同じくドイツ出身のニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)が、ロズベルグのチームメート最有力候補だとする憶測がある。しかし、ミハエル・シューマッハやキミ・ライコネン(フェラーリ)なども候補だとされている。
F1へのかかわり方を議論しているルノーの決定次第では、ルノーへの移籍が決定しているロバート・クビサ(BMWザウバー)も候補になる可能性がある。