ルノーのカルロス・ゴーンCEOがF1チームの将来について決断し、チームの新しい筆頭株主を16日(水)に発表するとフランスのメディアが報じている。
『Le Parisien(パリジャン)』紙は、先週の役員会で売却先がジェラール・ロペスとデビッド・リチャーズの2人に絞られ、14日(月)にゴーンが決断を下すことになったと報じた。
15日(火)には契約に署名がされるといわれており、翌日16日にも発表があるとされている。
ルノーのチーム代表ボブ・ベルは、11日(金)にスタッフへチーム売却を伝え、2010年の契約を結んでいるロバート・クビサ(現BMWザウバー)がリードドライバーになることを明言したとされる。
『Le Parisien(パリジャン)』紙はクビサのチームメート候補として、小林可夢偉(トヨタ/サードドライバー)やニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)の名前を挙げている。
チームは今後2年間、ルノーというチーム名のままで参戦を続け、レッドブルなどのチームへエンジンを供給するため、ヴィリー・シャティヨンのエンジン本部はルノーが保有し続けるとのことだ。