F1チーム株式の「大部分」を売却することにより、ルノーのF1への支出は半分になるようだ。
「2009年と2010年のルノーの最終的なコストを比べると、半分になっている」と語るルノーのジャン・フランソワ・コベ(マネジングディレクター)の言葉がフランスのメディアで報じられている。
BMWとトヨタはF1からの完全撤退を決めているが、ジェニイ・キャピタルとの取引により、今のところルノーはF1に残ることができるともコベは語った。
コベによるとルノーは最近、「経済的な問題により」2010年の予算は承認されないことをチームに伝えていたという。
「そのためわれわれは、(F1における)ブランドの居場所を守るため、解決法を探し始めた」とコベは語っている。
ルノーは、手元に残す株式の割合を公表していない。しかしフェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、ルノーのもとに残る株式は25%のみだと語っている。
「ないよりはマシだ」モンテゼモーロのこんなコメントを『Tuttosport(トゥットスポルト)』紙が報じた。