メルセデスGPから2010年に現役復帰することを決断する前に、ミハエル・シューマッハはGP2マシンでテストを行う可能性がある。
『Bild(ビルト)』紙は、このテストがメルセデスGPの株式30%を保有しているアーバル・インベストメントが拠点を置くアブダビで行われる可能性があると報じた。
メルセデスGPは走行できる状態にある2年前のクルマを所有していないため、シューマッハが乗り込むのはGP2になるようだ。
2年前のF1カーにデモ用タイヤを装着してのテストは、フェラーリが前例を作っている。しかし、2年前のメルセデスGPと言えるホンダF1は、チームが現在使用しているV8エンジンを搭載することができない。
また、メルセデスの親会社であるダイムラーのディーター・ツェッチェCEOは今週、アブダビで次のように語っていた。
「われわれはニコ・ロズベルグ(現ウィリアムズ)という素晴らしいドライバーと契約した。そして年明けには、もう1人のドライバーも明らかになるだろう」