あと2週間となってきた日本GP。
連休中の現在、日本各地でF1イベントが開催されているので、多くのファンは一足先にF1気分が盛り上がっているのではないだろうか?
きっと「あの音と匂いと迫力ある姿を観てしまったら、やっぱりレース観に行きたくなっちゃった」となるのは当然。それくらいF1のインパクトは強いはずだ。
ではどうやって観ればいいのか?そこで、よくいただく質問からお答えしくことにしよう。
Q,「F1を観るのは初めてです。どこで観るのがいいですか?」
A,ズバリ、ホームストレートです。
なぜなら、レースが始まるまでは数時間の待ち時間がある。そんな暇な時間でも数多くのイベントがやっているし、何よりも目の前でスタート前の準備をするピットの風景が見えるのはここだけだ。忙しそうにしているチーム、余裕がありそうなチーム、路面温度を測っているスタッフ、などなど様々。これだけでも十分楽しめる。
そして、レーススタート前の華やかな風景から、スタートの“あの”興奮の高まりを目の前で感じることができる。エンジン音が一気に高まり、爆音とともに20台が一気にスタートしていく。あのスゴイ体験は味わった者しか分からないはずだ。きっと貴重な体験になるだろう。
レース中もストレートを一気に駆け抜けるF1の迫力を感じながらも、目の前で5秒という芸術的なピット作業をする光景を観ることができる。当然、ピット前にはテレビで観るあのF1関係者たちが戦略を練っているから感動ものだ。
そしてレースフィニッシュ。目の前でガッツポーズしながらのウィニングラン。ピットウォールで出迎えるチームクルー。もちろん、感動の表彰台も生で見えるかもしれない。
フリー走行1日目は10月2日(金)。予選は10月3日(土)。決勝は10月4日(日)。
毎年、日本GPは体育の日の連休に重なることが多かったので、お子さまがいるF1好きなファミリーは「運動会」と重なって泣く泣く断念していた人が多かったようだが、今年は1週間早いので、家族で思いっきり「生F1レース」を楽しめるだろう。
百聞は一見にしかず。今年生まれ変わった新生・鈴鹿サーキットで開催される3年ぶりのF1は、主催者側も力の入れ方が違う。佐藤琢磨もイベントに参加することが決定した今年の日本GPは、間違いなく面白い。