琢磨「来年はコクピットに戻りたい」
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12日（月・祝）、世界初のF1公認カフェであるF1 PIT STOP CAFEで佐藤琢磨が、本の発売記念イベントに登場した。
琢磨が監修した今回の本は、デザインや写真にこだわったり、ただの写真集ではなく文章も盛りだくさんになっている。プライベート撮影をしたモナコでの裏話、絶対に掲載してほしかった写真を紹介していた。また今回は写真とともに撮影時のいきさつや説明文が加えられている。
サイン入り本をひとりずつ手渡しした琢磨は、終始笑顔で対応。その後、予定にしていなかった質問タイムが設けられ、開場からはプライベートな質問も飛び出し、琢磨は苦笑いをしながら丁寧に答えていた。
琢磨は最後に「解説の仕事は1回限りです。今回の鈴鹿（F1日本GP）は、複雑な気持ちでした。こんな状況（レースに参戦していない状況）でも皆さんがたくさん応援してくれているので、自分の声でお礼が言いたかったので、日本に帰ってきました。皆の応援がうれしくて、感謝していて、一日でも早く応えたいと思います。日本GPの3日間はいろんな話をして、僕自身すごく収穫のあった3日間でした。ただ何も決まっていませんが、一歩ずつ前進しているので、もうちょっと待っていてください。第一線のシートで、それがF1だったら最高ですし、それがインディカーかもしれません。来年はコクピットに戻りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。本当にありがとう、また会いましょう」と語り、会場をあとにした。
琢磨は来月、恒例のファンクラブイベントを東京で開催する。
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