21日(月)にクラッシュゲートの幕が引かれたと考えるメディアもあるが、追放されたフラビオ・ブリアトーレ(元ルノー/マネジングディレクター)が逆襲の準備を整えている可能性もある。
スペインのモータースポーツ連盟で会長を務めているカルロス・グラシアは『AS』紙に対し、モータースポーツへの関与を無期限に禁じられたブリアトーレが、訴訟を起こすだろうとして、次のように語った。
「収入を得る術を失ったわけだから、彼が訴訟を起こす可能性は否定できない」
ブリアトーレは21日に行われた世界モータースポーツ評議会へ、遅れて召集されたとみられている。しかし、ブリアトーレは最終的に、評議会を欠席していた。
イタリアのメディアは、恨みをつのらせたブリアトーレが、F1のライバルシリーズをFIAが関与しない形で立ち上げる可能性があると報じた。またブリアトーレ本人は『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に対し、このようなコメントを残している。
「私は動揺している」